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Johnny Walker (ex. Soledad Brothers)の優雅な人生

Soledadbrothers

ソウルダッド・ブラザーズ。真ん中がジョニー・ウォーカー

オルガンを弾きながらリズム&ブルースを、しゃがれ声で唸るように歌うジェームズ・レグの新しいアルバム『Below The Belt』を聴きながらブックレットをチェックしていたら、レコーディングの参加メンバーの中にジョニー・ウォーカーという懐かしい名前を見つけた。
 
 
ジョニー・ウォーカーはホワイト・ストライプスとともにデトロイトのガレージ・ロック・シーンを盛り上げたパンク・ブルース・バンド、ソウルダッド・ブラザーズの元フロントマン。
 
 
オハイオ州トレド郊外で98年に活動を始めたソールダッド・ブラザーズは、ライヴ・アルバムを含む5枚のアルバムをリリースしたのち、06年に解散。ウォーカーはカット・イン・ザ・ヒル・ギャングというバンドを新たにスタート。3枚のアルバムをリリースしたが、その後、ウォーカーの名前を聞くことはなくなってしまった。
 
これまでどうしていたんだろうと思い、調べてみたら、現在、ウォーカーは大学病院の精神科でチーフ・レジデントとして働きながら、ケンタッキー州デイトンで、フリーメイソンの集会所を改造したザ・ロッジというアート・スペースとその中にあるメソニック・サウンズというレコーディング・スタジオを共同経営していることがわかった(前述のレグのアルバムは、そこでレコーディングされた)。
 
へぇ! ただのブルースやくざじゃなかったわけだ。
 
以前(ソウルダッド・ブラザーズ時代)、ウォーカーにインタビューしたとき、「ERで働いている」と言っていたので、てっきり病院で雑用のバイトでもしているんだばかり思っていたが、当時、医科大学に通っていたウォーカーはトレドとデトロイトを行った来たりしながら、学業とソウルダッド・ブラザーズを掛け持ちしていたのだった!!
 
そして、現在は精神科医として、主に青少年の心のケアに従事しながら、地域のアーティストやインディペンデントなミュージシャンを支えたり、時折、ミュージシャンとしても活動している。
 
なんて、優雅な人生なんだろう。
 
かつて、「いかしたジョニーは泥棒にまぎれた王子さま。自然と盗みたくなるんだってさ」なんて歌っていたウォーカーがね。へぇ!
 
因みにソウルダッド・ブラザーズのドラマーだったベン・スワンクは現在、ジャック・ホワイトとサード・マン・レコードを経営している。
 
やっぱり、人間、のらくら生きてちゃいけないね。

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