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Chris Carrabbaが新バンド、Twin Forksで取り組む新たな挑戦

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海外ほどではないにせよ、ファーザー・シームズ・フォーエヴァーだって、ダッシュボード・コンフェッショナルだって、ここ日本でもそれなりに人気があったんだから、クリス・キャラバが新たに始めたツイン・フォークスだって、もっと注目されてもいいと思うんだけれど。

僕が気づいていないだけなのか、日本ではそれほど話題になっていない。どうして?

ひょっとしたら、ファーザー・シームズ・フォーエヴァーあるいはダッシュボード・コンフェッショナルに対する思い入れが強すぎるあまり、「今後、その2バンドで何かやる予定はない」と明言して、ツイン・フォークスに専念しているクリスのことを認めたくないというファンが少なくないのかもしれない……なんて。


ツイン・フォークスのスタートは2011年。

クリスが11年に行ったソロ名義のUSツアーに持っていくため、『Covered In The Flood』というカヴァー・アルバムを作ったことがきっかけになったのかもしれない。ファーザー・シームズ・フォーエヴァーのエモコアともダッシュボード・コンフェッショナルのインディ・ロックとも違う音楽をやろうと考え、クリスが仲間のミュージシャンに声をかけ、セッションを楽しんでいるうちに紅一点メンバーを含む4人組のバンドに発展した。

クリスがツイン・フォークスでやろうとしているのは、子供の頃聴いていたフォークとトラディショナルなソングライティングだ。クリスはガイ・クラーク、タウンズ・ヴァン・ザントといったフォーク/カントリーに影響を受けたシンガー・ソングライターを聴きながら育ったそうだ。

実はダッシュボード・コンフェッショナルを始めた時もトラディショナルなフォーク・ミュージックに挑戦しようと考えたという。しかし、中途半端なやり方でしかできないならやらないほうがいいと考え、敢えてその影響は封印したそうだ。

「それほど思い入れがなければ、逆に封印しようとは思わなかった。だけど、俺はフォークが大好きだったからね」

その後も自分が同じように愛するフォークとパンク/ハードコアをひとつにできないものかと思い悩んだこともあったらしい。

「ブーツを踏み鳴らすフォーク・ロック」とクリスが掲げるツイン・フォークスはクリスにとって原点回帰であると同時に新たな挑戦でもあるようだ。

今年2月にリリースしたデビュー・アルバム『L.P.』を聴いても、単に自分が聴いてきたフォークの再現に止まらない、新しい表現を求めようとしていることが窺える。マルーン5を手がけたアマール・マリクとロボポップを共同プロデューサーに迎えているところもおもしろい。

マンドリンと歌を担当する紅一点メンバー、スージー・ゼルディンとクリスのハーモニーをもっとフィーチュアしたほうが曲が映えるとか、ダッシュボード・コンフェッショナルみたいな曲があるとか、まだバンドのサウンドを確立しきれていないところはあるものの、それはのびしろと考え、今後の成長に期待したい。

クリスが真剣に取り組んでいるのだ。僕はツイン・フォークスを支持する。

因みに現在、ツイン・フォークが行っているアメリカ・ツアーには新婚旅行中のスージーに代わって、フロリダの姉妹デュオ、バロン・シスターズが参加している。

Tflp

L.P. / Twin Forks (Dine Alone)

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