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いつもやりすぎるところがHank Williams IIIのいいところ

Hank3

宿敵とまで言っていたメジャー・レーベルを離れ、自主レーベルを始めてから、ハンク3ことハンク・ウィリアムズ3世は誰からも横槍を入れられることなく、創作意欲の赴くまま、精力的に作品を作りつづけている。

11年に2枚組のカントリー・アルバムにメタル・アルバム2作品を加えた計3タイトルを同時リリースしたその彼が今回も2枚組のカントリー・アルバム『Brothes Of The 4×4』とパンク・アルバムの2タイトルを同時リリースして、ファンを狂喜させた。

常にやりすぎるところがハンク3のいいところ。

便宜上、カントリーと言われてはいるものの、パンク/ハードコア/メタルおよびヒップホップ、さらにはシュール・リアリスティックなエフェクトも取り入れたサウンドは、もはやカントリーとは似て非なるもの。やはりハンク3が自ら掲げるヘルビリーという言葉がふさわしいと思う。

特に今回の『Brothes Of The 4×4』はドラム・パートすべてを自ら担当したことで、これまで以上にメタルに出自を持つミュージシャンとしての才能を、カントリーというフォーマットの中で印象づけるものになっている。曲によってはツーバスも使っているんじゃないか?!

中にはハンク3がメタルやパンクの要素を取り入れることに批判的なファンもいるようだが、そもそもそういう人は彼に何を求めているんだろうか? 最初から縁がなかったんだと思ったほうがいい。

Hank3brothersofthe4x41

Brother Of The 4×4 / Hank3 (Hank3)

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