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Water Liarsが奏でる何の変哲もないフォーク・ロックがしみる理由

Waterliars

地元、ミシシッピのアーティストを中心に渋いリリースを続け、総合インディー・レーベルになってしまった本家ファット・ポッサムよりもよっぽどファット・ポッサムらしいんじゃないかと思わせるビッグ・リーガル・メス・レコード。

そのビッグ・リーガル・メスが今年3月にリリースしたウォーター・ライアーズの『Wyoming』がなんだかとてもいい。

元々はセントルイスでセオドアというバンドをやっていたキンケル・シャスター(Vo, G)が2011年の夏、ミシシッピでアンドリュー・ブライアン(Dr, Vo)と出会い、始めた曲作りがセオドアの解散後、本格的な活動になったようだ。

『Wyoming』は彼らの2作目のアルバム。

一言で言えば、R&Bの影響もあるフォーク・ロック。エレキギターをニール・ヤングばりに唸らせる曲もあれば、アコギやピアノの弾き語りもある。

言ってしまえば、何の変哲もないのアメリカン・ロックなのだが、それがしみじみとしみるのである。

何がいいって、目の前に物寂しいアメリカの田舎の風景が浮かび上がるところがいいじゃないか。

マッチョじゃないアメリカのロックが好きな人なら、ぜひ。

たそがれた調子で朗々と歌い上げるキンケルの歌声も味わい深い。

Wyoming

Wyoming / Water Liars (Big Legal Mess)

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