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Milo Greeneがデビュー・アルバムのミュージック・ビデオを発表

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聴いてみたいと思いながら、ずっと聴きぞびれていたロサンゼルスのインディー・フォーク・ポップ・バンド、マイロ・グリーンのデビュー・アルバム『マイロ・グリーン』をようやく聴いてみたところ、たちまち彼らの音楽の虜になってしまい、もっと早く聴いてればよかったと後悔した。

マイロ・グリーンは紅一点メンバーを含む09年結成の5人組。

元々はメンバーそれぞれに別のバンドを率いていたという。現在のメンバーが顔を揃えた時も新たにバンドを結成するつもりはなく、漠然と、そのうち映画のサントラを作れるようになったらいいなと考え、曲を作りはじめたそうだ。

ドラマー以外のメンバーが曲ごとにリード・ヴォーカルと楽器をスウィッチする現在のスタイルは、そんなバンドの成り立ちに由来している。

因みにマイロ・グリーンというバンド名は、メンバーの一人が前身バンド時代、バンドを売り込んだり、ライヴのブッキングしたりするとき、バンドに箔をつけるため使っていた架空のマネージャーの名前なんだとか。

今年7月、セルフタイトルのアルバムでメジャー・デビュー。アメリカではじわじわと人気が上昇しているようだ。

ほの暗い曲調やハーモニーからはフォークの影響も窺えるものの、それほどトラディショナルなサウンドというわけではない。曲によってはバンジョーも使っているのだから、個人的にはもっとフォーキーなサウンドでもいいと思うのだが、メンバー達にしてみれば、別にフォークをやりたいわけではないのだろう。

それはメンバーの一人がフェイヴァリット・アルバムにデヴィッド・ボウイの『ハンキー・ドリー』、レディオヘッドの『ザ・ベンズ』、トーキング・ヘッズの『リメイン・イン・ライト』、ラッパーのスキー・ローの『アイ・ウィッシュ』などを挙げているところからも窺える。

また、メンバー自身も自分達の音楽をカテゴライズするならシネマティック・ポップだと言っている。

先日、バンドはデビュー・アルバムのミュージック・ビデオと言える37分の映像作品『Moddison:A Film from Milo Greene』を発表した。デビュー・アルバムを完成させたとき、頭の中に1編の映画を思い描いていたという彼らはツアーに出るまでの1ヶ月間で『Moddison:A Film from Milo Greene』を作ってしまったそうだ。

その『Moddison:A Film from Milo Greene』以前にバンドが発表したデビュー・アルバムからの「1957」「Silent Way」「Perfect Aligned」「Don't You Give Up On Me」のビデオが連作に思えたのは、なるほど、それぞれが『Moddison:A Film from Milo Greene』からの映像だったからなのだ。

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Milo Greene / Milo Greene (Atlantic 2-531469)

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