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2012年7月

大所帯のフォーク楽団がおもしろい!

フォークと言うと、日本ではまだアコースティック・ギターを一人でポロンポロンなんてイメージがあるかもしれないけど、アメリカ、イギリス、ヨーロッパでは大所帯のフォーク楽団が大きな潮流になりつつあるようだ。

アヴェット・ブラザーズ、マムフォード&サンズ、フリート・フォクシーズらのブレイクによって、加速度的に盛り上がっていった新世代フォークはここに来て、またおもしろい展開を見せはじめた。

この他にもまだまだおもしろいバンドが現れるにちがいない。

■Edward Sharpe & The Magnetic Zeros

エレクトロ・ポップ・バンド、アイム・ア・ロボットのアレックス・エバートが結成した8人組。この曲が収録されている2作目のアルバム『Here』は全米5位の大ヒットになった。

 

■Of Monsters and Men

アイスランドの6人組。この曲がアメリカのラジオでかかりまくり、気がつけば、デビュー・アルバム『My Head Is an Animal』はいきなり全米6位に大ヒットに。

 

■River City Extension

ガスライト・アンセムをデビューさせたレーベル、XOXOが彼らに続け!と期待をかけるニュージャージーの8人組。

 

■The Head adn The Heart

女性ヴァイオリン奏者を含むシアトルの6人組。楽曲がテレビ・ドラマやシットコムに使われるなど、じわじわと人気上昇中。

 

■Kay Kay and his Weathered Underground

プログレ・ポスト・ハードコア・バンド、ギャッツビーズ・アメリカン・ドリームのメンバーが結成した大所帯バンド。ソフト・ロックの趣も。

 

■Avalanche City

デイヴ・バクスターのソロ・プロジェクトが大所帯のフォーク楽団に発展。「Love Love Love」は本国ニュージーランドでNo.1ヒットになった。

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FreakwaterのCatherine Irwinが10年ぶりにソロ・アルバムをリリース

Catherineirwin

フリークウォーターのキャサリン・アーウィンが9月18日、スリル・ジョッキーから2作目のソロ・アルバム『Little Heater』をリリースする。

まさか彼女のソロ・アルバムをまた聴けるとは思ってもいなかった。何てったって、前作『Cut Yourself A Switch』から10年ぶりである。この10年、絵を描きながら、フリークウォーターも含め、マイペースで音楽活動を続けてきた彼女に再びソロ・アルバムを作ろうという気持ちがあったなんて、ヘンな話、ちょっとびっくりしてしまった。

なんでも、「そろそろ新作を作らないか?」というレーベルからの申し出を、キャサリンは長年、「機が熟すまでは作らない」と断りつづけていたんだとか。

タラ・ジェイン・オニールのバックアップの下、アイダ、ボニー・プリンス・ビリーらゲストを迎え、ウッドストックでレコデーィングしたという『Little Heater』。アルバムのリリースに先駆け、ウェブ上で発表した「Mockingbird」を聴くかぎり、彼女ならではの世界観は何ら変わっていないようだ。

因みに、この「Mockingbird」。彼女の家に迷いこんできたマネシツグミが彼女のベッドの上に落としていった「サイケデリックな」紫色のフンが何かの前ぶれに感じられ、作った曲だという。

ケリー・ホーガンの最新ソロ・アルバム『I Like To Keep Myself In Pain』に提供した「Dusty Groove」のセルフ・カヴァーを含む『Little Heater』のリリースが楽しみである。

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Little Heater / Catherine Irwin (Thrill Jockey Thrill 281)

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Mumford & Sonsが新作のタイトルとジャケットを公開

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9月24日に実に3年ぶりとなる新作『Babel』をリリースするマムフォード&サンズからコメントが届いた。

「『Babel』をリリースすることにすごく興奮しているよ! ここしばらくの間ツアーに力を入れてきたんだけど、ライヴをすることっていうのは僕達の制作プロセスにとってすごく重要な役割を果たしてきた。途中書き上げた楽曲をツアーで披露することもできたからね。そのうちレコーディングに打ち込むようになって、今回もマーカス・ドラヴスの手を借りて、アルバムという一つの作品を作り上げるチャレンジを楽しむことができた。結果、これまでで最もバンドがひとつになり、最善を尽くすことができた作品に仕上がっているよ。自分たちの自然な成長っていうのが反映されていると思うから、早くみんなに聴いてもらいたいね!」

新作にはすでにライヴで披露済みの「Ghosts That We Knew」「Lover's Eyes」他全12曲が収録される。

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『Babel』のジャケ写

また、8月1日から全米ツアーをスタートさせる彼らは途中、4都市で自らキュレートするフェスティバル、Gentlemen of the Road Stopoverを開催。セイント・ヴィンセント、ドウズ、サイモン・フェリス、ジェフ・ザ・ブラザーフッド、ジャスティン・タウンズ・アールらと共演する。

メンツがなかなかおもしろい。

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齊藤ジョニー インタビュー

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シンガーソングライター・齊藤ジョニー。何やら、じわじわといい感じで盛り上がってきた新進気鋭のアーティストが7月25日、2作目のフルアルバム『齊藤ジョニー』をリリースする。前作のリリースからわずか9か月。そんなところからも24歳の若きアーティストの勢いが感じられる。今回は彼の魅力に迫りたい。

つづき

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齊藤ジョニー/齊藤ジョニー(ユニバーサルインターナショナル/ Delicious Deli records UICV-1020)

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食べ物の恨みは恐ろしい

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三毛猫のねえさん。歳をとったせいか、最近はカリカリのキャットフードが食べづらそうなので、テリーヌタイプの缶詰をあげているんだけど、缶詰のほうがやっぱりおいしいのか、あずきちゃんとチビタもそっちが欲しい欲しいと言うのである。

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「それしか食べられないねえさんと違って、君らは何でも食べられるでしょ」と言い聞かせるのだけど、この間なんかチビタはまるで「なんで、なんで、なんでねえさんばっかり」とでも言うように一日中、ねえさんをつけまわして、ねえさんをイライラさせていた。

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チビタ

その点、あずきちゃんはあっさりしたもんで、自分の分の缶詰がないとわかると、黙ってカリカリを食べるので、「大人だね」と感心していたら、昨夜は我々がちょっと目を離したすきに、ねえさんに襲いかかり、ねえさんの首に噛みついたもんだから、「このコ、怖い・・」とびっくりしちゃった。

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あずきちゃん不満顔

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マムフォード&サンズの新作が待ち遠しい!

Ms

『Wuthering Heights』に提供した「The Enemy」など、新曲をぽつぽつと発表してファンをやきもきさせてきたマムフォード&サンズがついに2作目のアルバムを9月24日にリリースすると発表した。

大ヒットした前作から実に3年ぶり。

『メリダとおそろしの森』に提供した新曲「Learn Me Right」。女性シンガー、バーディとの共演

「The Troubled Boys School」と題した予告ビデオも何やら謎めいていて、なんだかもったいぶってるなぁ。

ドブロ・ギターの神様、ジェリー・ダグラスの最新アルバム『トラベラー』でダグラス、ポール・サイモン(!)とカヴァーしたサイモン&ガーファンクルの「ボクサー」があまりにも素晴らしくて、新作がますます待ち遠しくなってしまった!

『トラベラー』にはスタジオ・ヴァージョンを収録

因みに「新作はブラック・サバスとニック・ドレイクが出会ったようなドゥーム・フォークだ」という物議を醸したメンバーの発言は、マスコミをちょっとからかったジョークだったらしい。

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