« 増上寺と東京タワー | トップページ | あなたのハートに火をつける最先端ロック・バンド、オワリカラ »

クリス・アイザックがサン・ロカビリーを歌う

Chrisisaak

最近の愛聴盤。

『Beyond The Sun』。

クリス・アイザックがエルヴィス・プレスリー、ジョニー・キャッシュ、ロイ・オービソン、カール・パーキンス、ジェリー・リー・ルイス他、サン・レコード所縁のミュージシャンの曲をカヴァーした2枚組。

ジョニー・キャッシュの「Ring Of Fire」からジェリー・リー・ルイスが歌った「That Lucky Old Sun」まで、計25曲が収録されている。

メンフィスのサン・スタジオでもレコーディングを行ったようだ。

自作自演のシンガーがカヴァー集を作るなんて、なんだか曲が作れなくなっちゃったみたいで、それってどうなんだろうと少々ためらいつつ聴いてみたら、これが思いの外、よかったのでちょっとびっくりしてしまった。

さりげなく紛れこませた(?)オリジナルの「Live it Up」「Lovely Loretta」の2曲も言われなきゃカヴァーだと思いこんでいたんじゃないかと思えるぐらい馴染んでいる。

日本に留学していた大学生の頃、京都のレコード店でたまたま見つけたエルヴィス・プレスリーの『Elvis Sun Sessions』を聴き、アイザックがミュージシャンを目指したというのは有名な話だが、今回、取り上げたのは子供の頃、両親のレコード・コレクションを通して、何度も聴いた曲ばかりなんだそうだ。

ああ、なるほどと思わず納得。

デヴィッド・リンチの『ワイルド・アット・ハート』に使われた「Wicked Game」の頃のあやしい魅力はさすがにもう感じられないものの、ロッキンな曲からバラードまで、ストレートなカヴァーが見事にはまっている。

 

Beyondthesun

Beyond The Sun / Chirs Isaak (Vanguard 78212-2)

|

« 増上寺と東京タワー | トップページ | あなたのハートに火をつける最先端ロック・バンド、オワリカラ »

音楽」カテゴリの記事