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2011年11月

Kathleen Edwards3年ぶりの新作はBon Iverとのコラボだ

Kathleenedwards

(タイトルは正確じゃない。)

カナダの女性シンガー・ソングライター、キャスリーン・エドワーズの新しいアルバム『Voyageur』のリリースが来年1月17日に決まったようだ。

前作から実に3年ぶりとなる4作目のアルバム。

7インチ・シングル「Wapsuk」にひきつづき、ボン・イヴェールのジャスティン・ヴァーノンがエドワーズとともに共同プロデューサーを務めている。

エドワーズとヴァーノンがPaste Magazineに語ったところによると、いわゆるシンガー・ソングライターからの脱却を試みた作品になっているらしい。

「これまでとは完全に違うことをやりたかった」と語るエドワーズに対して、ヴァーノンはこんなふうに言っている。

「彼女のファンとして、4枚目のレコードを完全にかけ離れたものにはしたくなかった。ただ、彼女の新しい時代を、確実に印象づけることはできた。彼女は彼女に対して、人々が抱いているところから踏み出す準備はもうできてるんだ」

アルバムのリリースに先駆け、「Wapsuk」で披露した「Change The Sheets」を聴くかぎり、これまでのキャスリーンらしさと新しい試みがヴァーノンの巧みな匙加減によって、いい塩梅に混ざり合っているんじゃないかと期待せずにいられない。

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Avalanche City インタビュー

Avalanchecity

今年の春、南半球の島国、ニュージーランドで無名の新人アーティストが歌う、ささやかなラヴ・ソングがNo.1になり、大きな評判になった。

アバランチ・シティの『ラヴ・ラヴ・ラヴ~世界のあいことば』。

 

今年の2月、ニュージーランド第2の都市、クライストチャーチを大地震が襲った直後からラジオで頻繁に流され、“君と僕”の明るい将来を歌ったオプティミズムが震災に傷ついた人達から大歓迎されたこのラヴ・ソングは、そもそもはアバランチ・シティことデイヴ・バクスターがほぼ一人で作り上げ、彼のウェブサイトで無料ダウンロードできるアルバム『未来旅行』(『Our New Life Above The Ground』)の収録曲だった。

アルバムのダウンロードは、あっという間に1万DLを超え、デイヴは無料ダウンロードをストップすると、「もっと多くの人に聴いてほしい」という理由からレコード会社と契約を結び、『未来旅行』は改めて、ニュージーランドはもちろん、世界各国でリリースされることになった。

軽快なギター・ポップ・サウンドとともに「ラヴ、ラヴ、ラヴ」という一度聴いたら忘れられないリフレインを持つ「ラヴ・ラヴ・ラヴ~世界のあいことば」は、ここ日本でも、いや、今の日本だからこそ、多くの人の心をとらえるにちがいない。

夫が突然、世界を股にかけ活躍しはじめたため、離れ離れは寂しいと仕事を辞め、夫のサポートを務めることにした奥さんを伴い、日本にやってきた現代のミュージック・シーンのシンデレラ・ボーイ(と言う年齢ではないけれど)、アバランチ・シティことデイヴ・バクスターにインタビューした。

つづき

 

Avalanchecityjkt

未来旅行/アバランチ・シティ(ワーナーミュージック・ジャパン WPCR-14274)

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Pujol大化けの予感?!

Pujol

ジャック・ホワイトも認めた才能。

そんなふうには言ってみたものの、今年6月にリリースした1stアルバム『X-File On Main St.』は曲のよさ云々以前に、ローファイという言葉を使うことがためらわれるほどしょぼいサウンドにめまいがした。

ナッシュビルのローファイ・ロッカー、ダニエル・プジョルことプジョル。

しかし、その彼が新たに契約したサドル・クリークから10月にリリースした『Nasty, Brutish, And Short』は、ひと皮剥けたことを印象づける会心の1枚だった。

シャープになったサウンドがメロディーのよさをストレートに伝えてくるところがいい。

中にはウィーザーを思わせる泣きを感じさせる曲もある。

EPからのミュージック・ビデオ

演奏が一本調子すぎるきらいはあるものの、全7曲18分を一気に聴かせるという意味では、それもありだろう。

正直、今回のEPには何の期待もしていなかったけれど、来年の春頃リリース予定のフル・アルバムは、ひょっとすると、ひょっとするかもしれない。

なんとなく、大化けの予感?!

 

Pujolep

Nasty, Brutishu, And Short / Pujol (Saddle Creek LBJ-165)

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Lucero待望の新作が完成!

Lucero

僕が愛してやまないメンフィスのロック・バンド、ルセロが新しいアルバムが完成したことを発表した。

タイトルは『Women And Work』。

収録曲のタイトルをそのままつけたそうだ。

「ツアーしていないとき、俺達は奥さんや恋人、あるいは元奥さんと過ごしているからね」

ギタリストのブライアンは、『Women And Work』をアルバム・タイトルに選んだ理由をそんなふうに語っている。

元奥さんって。誰か離婚経験者がいるのか?

新作のリリースは来年3月の予定。

どうやら新たに契約したATOレコードから出るようだ。

ユニバーサル・リパブリックとは確かアルバム4枚の契約だったはずだが、アルバム1枚作っただけで早々に離れることにしたわけだ。

ATOならルセロのようなバンドに理解があるはずだ。たぶん、その判断は正しかったんじゃないか。

来年3月のSXSW出演も決まった!!

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女ブラック・キーズ、Heartless Bastardsがパルチザン・レコードに移籍

Heartless_bastards

またもやメンバー・チェンジ。エリカ様、実は気難しい?!

女ブラック・キーズの異名を持つ(?)エリカ・ウェナーストーム率いるオハイオの4人組、ハートレス・バスターズが長年在籍したファット・ポッサム。レコードを離れ、ディア・ティックを擁するブルックリンのレーベル、パルチザンと契約したことを発表した。

来年2月14日に09年の『The Mountain』以来となる4作目のアルバム『Arrow』をリリースする。

『The Mountain』が一皮剥けたことを印象づける力作だったので、『Arrow』も期待できそうだ。

プロデューサーはスプーンのジム・イーノ。

それにしてもブロークン・ブルース・ブームが一段落したあと、ファット・ポッサムを支えたハートレス・バスターズが離れてしまうなんて、最近、リリースする顔ぶれがすっかり様変わりしてしまったミシシッピのインディー・レーベルにとって、ハートレス・バスターズのようなバンドはもう必要ないと言うことか。

ファット・ポッサムの中興の祖とも言えるダックス・リグスや今年、新たに迎えられたフェリース・ブラザーズの今後がちょっと心配になってきた。

逆にハートレス・バスターズを迎えたパルチザンは、ますます目が離せないレーベルになってきた。

『Arrows』のリリースが待ち遠しい。

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萩原朔太郎の肉声

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寝床でうつらうつらとしながら「ラジオ深夜便」を聞いていたら、萩原朔太郎が自作の詩を朗読している音声が流れてきた。

そんなものが残っていたのか!と、びっくりしたら目が覚めて、眠れなくなってしまった。

中学生の頃、買った旺文社文庫の『萩原朔太郎詩集』をひっぱり出してきて、久しぶりに読み返してみた。

世田谷文学館で「生誕125年 萩原朔太郎展」を12月4日までやっているそうだ。

考えてみたら、実家の目の前にあるにもかかわらず、世田谷文学館って行ったことがなかった。

この機会に行ってみようかしら。

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MONA インタビュー

Mona

米国のロックンロールの黄金時代を現代に蘇らせるナッシュビルの4人組、MONA。

 

今年7月、セルフタイトルのメジャー第1弾アルバムで日本デビューを飾ったばかりの彼らがサマーソニック2011に出演するため、早くも初来日を実現させた。

大阪、東京で熱演を繰り広げたバンドを代表して、ヴォーカル&ギターのニック・ブラウンにインタビュー。

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そのビッグマウスが英米のマスコミを賑わせている饒舌なフロントマンがロックンロールの理想主義者を大いに語った。 

つづき

  

Monajkt

MONA / MONA (ユニバーサル UICI-1096)

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あなたのハートに火をつける最先端ロック・バンド、オワリカラ

Owarikara

サイケデリックとも言えるあやしい魅力を持った熱度満点の1stシングル「シルバーの世界」(500円!)を、12月7日にリリースするオワリカラにインタビュー。

(インタビューは11月27日発売のGiGSに掲載)

  

  

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シルバーの世界/オワリカラ(yourdoor/SMALLER RECORDINGS  XQIY-1107)

インタビュー終了後、自作の曲に「ガイガンガール・ガイガンボーイ」「ゼットン」というタイトルをつけてしまうぐらい特撮マニアのタカハシヒョウリさん(Vo, G)に、『怪奇大作戦』は好きではないですか?と尋ねると、「大好き」という答えが返ってきた。

「あの主題歌、かっこいいですよね」

「『恐怖の町』でしょ! 今回、(「シルバーの世界」を作るにあたって)かなり意識しました」

うーん、なるほどと思わずニヤリ。

特撮ドラマの隠れた(?)傑作! 日曜の夜7時に放映されていた事実にちょっとびっくり

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クリス・アイザックがサン・ロカビリーを歌う

Chrisisaak

最近の愛聴盤。

『Beyond The Sun』。

クリス・アイザックがエルヴィス・プレスリー、ジョニー・キャッシュ、ロイ・オービソン、カール・パーキンス、ジェリー・リー・ルイス他、サン・レコード所縁のミュージシャンの曲をカヴァーした2枚組。

ジョニー・キャッシュの「Ring Of Fire」からジェリー・リー・ルイスが歌った「That Lucky Old Sun」まで、計25曲が収録されている。

メンフィスのサン・スタジオでもレコーディングを行ったようだ。

自作自演のシンガーがカヴァー集を作るなんて、なんだか曲が作れなくなっちゃったみたいで、それってどうなんだろうと少々ためらいつつ聴いてみたら、これが思いの外、よかったのでちょっとびっくりしてしまった。

さりげなく紛れこませた(?)オリジナルの「Live it Up」「Lovely Loretta」の2曲も言われなきゃカヴァーだと思いこんでいたんじゃないかと思えるぐらい馴染んでいる。

日本に留学していた大学生の頃、京都のレコード店でたまたま見つけたエルヴィス・プレスリーの『Elvis Sun Sessions』を聴き、アイザックがミュージシャンを目指したというのは有名な話だが、今回、取り上げたのは子供の頃、両親のレコード・コレクションを通して、何度も聴いた曲ばかりなんだそうだ。

ああ、なるほどと思わず納得。

デヴィッド・リンチの『ワイルド・アット・ハート』に使われた「Wicked Game」の頃のあやしい魅力はさすがにもう感じられないものの、ロッキンな曲からバラードまで、ストレートなカヴァーが見事にはまっている。

 

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Beyond The Sun / Chirs Isaak (Vanguard 78212-2)

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増上寺と東京タワー

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11月3日、文化の日は文化放送の浜祭。

30年来の文化放送リスナーであり、ナイン・インチ・ネイルズの「NIN」というバンド・ロゴを見るたび、伊東四朗さんを思い出してしまう筆者は家人を伴い、増上寺で行われた「伊東四朗 吉田照美 親父・熱愛(パッション)」(毎週土曜日午後3:00-3:55)の公開録音に行ってきた。

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公開録音終了後は、東京生まれ東京育ちにもかかわらず、生まれてこのかた東京タワーに行ったことがないという家人と東京タワーの展望台に上がってみた。

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子供の頃、大工だった父親に連れられていったという大石さんちの屋敷を探してみる。

庭から東京タワーが間近に見えたという。

大石さんちの飼い犬に追いかけられたという話を聞き、芝生の庭を逃げまどう少女時代の家人を想像して、笑った。

展望台をぐるっと一周して、町並みを見下ろしてみたけれど、結局、景色が変わりすぎていたためわからずじまいだった。

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Deer Fuckin' Tick

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今日も朝から、ディア・ティックの『Divine Providence』を大音量で聴く。

とうとう家人から「いい加減、聴きあきた」と苦情が出た。

それでもディア・ティックの『Divine Providence』を聴きつづける。

    

   

   

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Divine Providence / Deer Tick (Partisan PTSN031CD)

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Deer Tick

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夜も寝る前にディア・ティックの『Divine Providence』を聴く。

         

      

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Divine Providence / Deer Tick (Partisan PTSN031CD)

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美人すぎる料理研究家

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最新レシピ集「野菜ごはん&スープBOOK」(主婦の友社)を上梓した美人すぎる料理研究家、森崎友紀さんにインタビューする機会をいただいた。

文字数の都合でかなり省かなければならなかったけど、いろいろな意味で刺激的なインタビューだった。

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Deer Tick

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朝からディア・ティックの『Divine Providence』を大音量で聴く。

うーん、かっこいい。

2011年のベスト・アルバムは、これで決まりかも?!

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Divine Providence / Deer Tick (Partisan  PTSN031CD)

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