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The Felice Brothersが新境地をアピール

Felicebros

元々持っていたヒップホップやポスト・パンクの影響を、今回は大胆に反映させてきた。

ニューヨーク州ニュー・パルツの5人組、フェリス・ブラザーズがコナー・オバーストのチーム・ラヴからファット・ポッサムに移籍してリリースした最新アルバム『Celebration, Florida』。

レコーディングは、これまでの作品も手掛けてきたプロデューサー、ザ・サーチャーことジェレミー・バッコフェンとともにニューヨークのビーコンにある高校の体育館を改造したスタジオで行った。

エレポップやトリップホップ、あるいはディスコ・パンクなんて言葉も使いたいエレクトロ・サウンドおよびブレイクビーツの導入がバンドのカッティングエッジな感性を物語る。中にはスティーヴィー・ワンダーの作品などで知られるマルコム・セシルがシンセ・サウンドを加えた曲もある。

ボブ・ディラン、ザ・バンド、トム・ウェイツという比較対象はこれまでと変わらないものの、これまで以上にトンがった印象。元々、いわゆるルーツ・ロック・バンドの範疇には収まりきらない連中だった。

ソングライティングの味わい深さとともにバンドの新境地をアピールするサウンド・メイキングも楽しみたい。

因みにタイトルはディズニー社がフロリダに作ったシニア・タウンの町名なんだとか。

ところで、フェリス・ブラザーズを抜け、新たにザ・デューク&ザ・キングというグループを始めたサイモン・フェリスが現在、作っているというソロ・アルバムでは、なんとフェリス・ブラザーズが演奏を担当しているんだそうだ。

Celebration_2

Ponzi / The Felice Brothers (Fat Possum  FP1246-2)

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