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ケイトリン・ローズ

Caitlinrose

ここのところナッシュヴィル出身の女性シンガー・ソングライター、ケイトリン・ローズのデビュー・アルバム『Own Side Now』ばかり聴いている。

彼女が愛して止まない(70年代前半の)リンダ・ロンシュタットを思い描きつつ、ラムチョップのメンバーらと作り上げたカントリーとR&Bの折衷を思わせるサウンドが堪らない。

テイラー・スウィフトのヒット曲の作者として知られるリズ・ローズを母に持つ23歳。ケイトリン自身はナッシュヴィルのインディ・シーンで下積みを送ったのち、イギリスのレーベルに認められ、デビューのチャンスを掴んだ。

可憐な声で歌う赤裸々な男女関係があまりにも鮮烈だ。

恋愛を乗馬に例えた「Learning To Ride」の「テネシーの種馬は私を咲きかけの蕾と思い込んだ」なんてフレーズには思わずドキリとさせられる。

実体験が基になっているのかフィクションなのか、それはわからない。いずれにせよ、不実な男(達)との不幸な関係は、彼女の創作意欲を大いに刺激するらしい。 

もっとも取り上げるテーマは恋愛だけというわけではない。

ニューヨークを訪れた時の経験を歌ったと思しき「New York」は、いかにも南部っ娘らしい少女の冒険譚。

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「テネシー、私が戻ったらかまわないで。私があなたの物だなんて言わせないわ。私はもう昔の私じゃないのよ」

大都会を冒険したとき、彼女の中で一体、どんな変化があったのか?

そんなことを想像しながら聴いていると、彼女の歌により一層、愛着が湧くのである。

9月~10月はディア・ティックと一緒にヨーロッパをツアーする。

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Own Side Now / Caitlin Rose (Names NAMES42CD)

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