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ダスティ・ローズ&ザ・リヴァー・バンド

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ロサンゼルス郊外アナハイムの6人組、ダスティ・ローズ&ザ・リヴァー・バンドは現在、今月15日にリリースしたばかりの最新アルバム『Dusty Rhodes And The River Band』をひっさげ、アメリカ各地をツアーしている真っ最中だ。

ツアー開始前にバンドのFacebookで発表したとおり、彼らは「Dusty Forever!」と題した今回のツアーを以って、ツアー活動に終止符を打つ。

カンザスからカリフォルニアにやって来たカイル・ディヴァイン(G)がダスティン・アポダカ(Vo, K)と出会い、ザ・バンドの『ザ・ラスト・ワルツ』に刺激され、バンドを結成してから8年。フォーク/カントリー、ソウルといったルーツ・ミュージックに根ざした歌を、そのカルト趣味とともに時にポップに、時に大胆なほどプログレッシヴに聴かせてきた彼らは、オルタナ・カントリーよりも若い世代のバンド達によるロサンゼルス界隈のルーツ・ロック・シーンで注目を集めてきた。

この数年、躍進を続けているロサンゼルスのインディー・レーベル、サイドワンダミーに認められ、『First You Live』(07年)、『Palace And Stage』(09年)という2枚のアルバムもリリースした。因みに前者はマーズ・ヴォルタのアイキー・オーウェンズ、後者はテッド・ハット(ガスライト・アンセム他)によるプロデュースだった。もちろん、精力的にアメリカ各地に足を運び、ツアー活動もやってきた。

若い連中だ。バンドはまだまだくたびれているようには見えなかった。

その彼らが、なぜ?

バンド名を冠した最新アルバムは、サイドワンダミーを離れたためバンドによる自主リリースだった。しかも、全11曲中8曲が過去のレパートリーの再録ヴァージョンというまるでバンドのキャリアを集大成するベスト盤の趣だ。

ここで終わるにせよ、これからも続けるにせよ、彼らが自分達の活動に何かしらの一区切りをつけようとしていることは明らかだ。ひょっとすると、メンバーそれぞれに人生の岐路に立たされたのかもしれない。

自分の人生を無条件にバンドに捧げることができた青春時代が終わろうとしている。

今頃、メンバー達はどんな気持ちで、地平線に向けてヴァンを走らせているんだろうか?

いや、もちろん、これは推測に過ぎない。メンバーに聞いてみなければ、本当のことはわからない。バンドがツアーから戻ってきたら話を聞いてみよう。

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Dusty Rhodes And The River Band / Dusty Rhodes And The River Band (Self Released)

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