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ディア・ティック

Deertick

ディア・ティック待望の新作。

『The Black Dirt Sessions』というタイトルどおりニューヨーク近郊のブラック・ダート・スタジオで(たぶん)断続的に行われたセッションをまとめた1枚だ。

その間、新ギタリストのイアン・パトリック・オニール(元タイタス・アンドロニカス)が加入し、前ギタリストのアンドリュー・グラント・トビアッセンがバンドを離れている。

そんなバンドの過渡期をそのままドキュメントしたせいか、ジョンによるアコースティック・ギターあるいはピアノによる弾き語りからローリング・ストーンズを思わせるロックンロールまで、ギター、ベース、ドラムという基本編成にこだわらず、楽曲が求めるまま演奏したことを思わせる全11曲が収録されている。

前作『Born On Flag Day』のカントリー色が薄れ、曲が多彩になったという意味では、ディア・ティックは変わったかもしれない。

しかし、ジョンが作る歌とその嗄れ声という意味では、ディア・ティックは全然変わっていない。

心に染みると言うか何と言うか、かなりクセはあるけれど、ジョン・ジョセフ・マッコリー3世という変人は一度ハマると病みつきになるホント、いい歌を作るのである。

その魅力はバンドのサウンドが変わったとしてもこれっぽっちも色褪せることはない。

そんな歌にとりつかれ、結局、前作は入手後1年経った今でも聴いている。今回の新作ともまた、長いつきあいになりそうだ。

ディア・ティックは6月17日、新作をプロモーションするため、「レイト・ショウ・ウィズ・デヴィッド・レターマン」に出演。新作からの曲ではなく、1stアルバム『War Elephant』の「Baltimore Blues No.1」を演奏した。

なんで?!

Theblackdirtsessionsjkt

The Black Dirt Sessions/Deer Tick(Partisan  PTSN-008)

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