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JEMINA PEARL

Jemina_pearl

BREAK IT UP / JEMINA PEARL (UNIVERSAL MOTOWN  B0013465-02) 

盤を手に入れてからもうずっとエネルギーの塊と表現したいパワフルな歌声に圧倒されている。

ロック・シーンに衝撃を与えながら、確か2枚のアルバムを残しただけであっという間に解散してしまったナッシュヴィルのティーエイジ・パンク・バンド、ビー・ユア・オウン・ペットの紅一点シンガー、ジェミナ・パールのソロ・デビュー・アルバム。

ジェミナとビー・ユア・オウン・ペットのドラマーだったジョン・イーサーリーが曲を書き、ジョンがほぼ全ての楽器を演奏している――とは、とても信じられないロックンロール作品。

いや、熱気あふれる生々しいサウンドと暴走気味の演奏は、ロックンロールよりもパンク・ロックという言葉がふさわしいか。あるいは、曲の随所にオールディーズにまで遡ることができるロックンロールのトラディションが息づいていることを考えれば、ガレージ・パンク的と言うべきか。

サーストン・ムーアー(ソニック・ユース)、デイヴ・シテック(TV・オン・ザ・レイディオ)、スティーヴ・マクドナルド(元レッド・クロス)、そしてイギー・ポップが愛娘の再出発を祝うかのように曲作りや客演で参加している。

その事実からもジェミナの天賦の才が窺えるだろう。

メジャー・レーベルからのリリースにもかかわらず、とりあえず日本盤化の予定はないそうだ。いくらCDが売れない売れないと言われているご時世だからって、こんなに素晴らしいアルバムが日本盤化されないなんてもったいなさすぎる。

 

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